Prostate biopsy
当院は、前立腺がんなどが疑われる方を対象として、前立腺生検を行っています。確定診断として前立腺の組織を採取してがんの有無を確認します。直腸内にエコーのプローブを入れて経直腸的に前立腺を穿刺します。
検査方法
前立腺生検には大きく分けて2つの方法があります。「会陰」と呼ばれる陰嚢と肛門のあいだの部分から針を刺す「経会陰式」と、直腸から針を刺す「経直腸式」の2種類があります。当院では「経会陰式」を選択しています。これは生検後の感染及び出血のリスクを考慮しています。直腸からエコーを挿入し、前立腺を確認しながら会陰部より針を刺して前立腺組織を採取します。「経会陰式」からの穿刺の場合、痛みがあるため、低用量の腰椎麻酔にて行います。ですから、患者さんはほとんど痛みはなく日帰りで検査を行えますが、しばらく下肢に力が入らない(立位・歩行困難)ため麻酔の効果が切れるまでクリニック内で休んでからお帰りいただきます。その際に、安全のため(車の運転ができません)、どなたか付き添いの方と一緒にご帰宅していただきます。お迎えの方がいらっしゃらない場合、局所麻酔での検査となります。
留意事項
直腸内に棲みついている細菌が原因となって100人に1人の割合で急性前立腺炎を合併することがあります。直腸出血や血尿が見られますが自然軽快します。一時的に尿が出にくくなることがありますが、通常は1日~1週間ほどで回復します。
当院では、こうした点について、生検を行う前に詳しくご説明させていただきますので、安心してご受診ください。